HD-1400|第2世代イメージインテンシファイア ( 25mm・倒立像型 )

Harder HD-1400 25mmイメージインテンシファイア Harder HD-1400 25mmイメージインテンシファイア
製品名称/型番

HD-1400

メーカー名

Harder digital

類別/応用
説明

有効径25mm、倒立像型の第2世代イメージインテンシファイアです。18mm系より入力面が大きく、像を縮小する光学系を挟まずに広い範囲を受けられます。ルーメン感度300〜450μA/lm、輝度利得40,000〜70,000、分解能28〜40lp/mm。低照度下の観測、天文観測、増感カメラの増感段に用いられています。

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製品についてのお問い合わせ

HD-1400 は、ドイツ Harder Digital 社製の第2世代(Generation II)イメージインテンシファイアです。有効径25mm、倒立像型(反転型)で、ルーメン感度 300〜450 μA/lm を備えています。入射した光を光電面で電子に変換し、増倍したのち蛍光面で再び可視像に戻します。これにより、肉眼では像を結ばない照度下においても観察が可能になります。

概要

HD-1400 は、同社の第2世代ラインのうち有効径25mmの倒立像型にあたります。入力面が18mm系の管より大きく、より広い範囲の像をそのまま受けられます。これにより、入力側で像を縮小する光学系を挟まない構成を選べます。

輝度利得は 40,000〜70,000 です。同じ25mm径の HD-1405 は、拡大アセンブリを組み合わせた構成です。輝度利得は 15,000〜30,000、分解能は 25〜36 lp/mm です。拡大光学系を含めた一体構成が必要な場合は HD-1405、管単体で光学系を設計する場合は HD-1400 が選択肢になります。

イメージインテンシファイアの構成

イメージインテンシファイアは、次の3つの要素で像を増強します。

  • 光電面(フォトカソード)入射した光子を電子に変換します。低照度下での感度は、この変換の効率で決まります。
  • マイクロチャンネルプレート(MCP)光電面から放出された電子を、チャンネル内壁との衝突による二次電子放出で増倍します。チャンネルの間隔が狭いほど、空間分解能は高くなります。
  • 蛍光面(出力窓)増倍した電子を可視像に変換して取り出します。倒立像型では、出力側で像が反転します。

上記はイメージインテンシファイアに共通する構成の説明です。HD-1400 の個別の構成(光電面の材料、入力窓・出力窓の種類、MCP の仕様、高圧電源の構成)については、メーカーへ確認のうえご回答いたします。

主な仕様

項目 仕様値
世代 Generation II(第2世代)
有効径 25 mm
画像タイプ 倒立像型(反転型/inverting)
ルーメン感度 300〜450 μA/lm
輝度利得 40,000〜70,000
分解能 28〜40 lp/mm

ルーメン感度は、光電面が1ルーメンの光を受けたときに放出する電子の量(マイクロアンペア)を表します。分解能の lp/mm は、1mmあたりに分離できる線対の数を示します。上表はメーカー公表のカタログ値です。本製品は構成を選択できるため、同じ型番でも出荷する個体によって仕様が異なります。S/N 比については、メーカーの公表値がありません。

ラインナップ内の位置づけ

同社のイメージインテンシファイアは、有効径と世代で構成が分かれています。

型番 世代 有効径・構成 ルーメン感度
(μA/lm)
輝度利得 S/N 分解能
(lp/mm)
HD-1400 II 25mm・倒立像型 300〜450 40,000〜70,000 28〜40
HD-1405 II 25mm・倒立像型+拡大アセンブリ 300〜450 15,000〜30,000 25〜36
HD-2100 II 18mm・倒立像型 500〜750 35,000〜65,000 18〜23 57〜72
HD-2102 II 18mm・正立像型 500〜750 35,000〜65,000 18〜23 57〜72
HD-1520 III 18mm・倒立像型 1,500〜2,500 40,000〜70,000 19〜28 57〜72
HD-1521 III 18mm・正立像型 1,500〜2,500 40,000〜70,000 19〜28 57〜72

18mm系の HD-2100/HD-2102 は、HD-1400 よりルーメン感度と分解能が高くなります。HD-1400 が備えるのは、25mm という入力面の大きさです。この大きさと感度・分解能のどちらを優先するかで、選定が分かれます。

第3世代の HD-1520/HD-1521 は、ルーメン感度が第2世代の数倍に上がる世代です。求める感度が第2世代の範囲で足りる場合は、HD-1400 を含む第2世代の管が選択肢になります。

主な用途

  • 低照度下の観測・監視
  • 夜間・薄暮の屋外観測
  • 天文観測(微光天体の撮像)
  • 低照度の科学計測(蛍光・燐光計測など)
  • 増感カメラの増感段としての組み込み

お問い合わせ

観測したい対象と明るさ、必要な視野と分解能、既存の光学系やカメラの構成をお知らせいただければ、適合する型番と構成をご提案いたします。カタログに記載のない仕様値についても、仕様が固まる前の段階でも、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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