Midopt社製 マルチバンドパスフィルター
DB シリーズ – デュアルバンドパス帯域幅
デュアルバンドパスフィルターは、より短い波長とより長い波長だけでなく、いくつかの中間の波長スペクトルをブロックしながら、2つの特定の波長範囲を透過します。これらのフィルターは特定の可視光及びいくつかの小範囲の近赤外スペクトルを透過させます。近赤外線の大部分をブロックすることによって、夜間照明に使用される特定のLEDやレーザダイオードの波長を通過させ、優れた演色性を可能にします。
特徴
- 可視光と特定の狭い幅の近赤外光を透過
- ピーク透過率>90%
- 干渉する波長を遮断することにより正確な演色を実現
- 昼間は可視光、夜間は赤外(IR)照明の近赤外光で監視可能
- セキュリティ監視、赤色光のカメラ、ゲームカメラ及びナンバープレート認識等の応用に適用
可視 + 赤外(IR)
昼はカラーカメラで実際の色を忠実に再現し、夜はモノクロ画像(カラーも可能)を使用するアプリケーションに最適です。このフィルターは、可視光と狭い範囲の近赤外光を透過しますので、近赤外照明の波長に合わせたフィルタを使う事によって、昼夜を通して鮮明な映像を撮ることが可能です。
TB シリーズ – トリプルバンドパス帯域幅
MidOptトリプルバンドパスフィルターは、主に空中からの農業のマッピングや測量を目的として設計されています。 緑赤近赤外データは、クロロフィル植生指数(CVI)及び他の栄養指数の監視アプリケーションに使用されます。 TB 550/660/850フィルターは、変換された民生用カメラに取り付けられた場合、3つ以上のカメラまたはセンサーを使用するシステムに代わるより手頃で軽量な代替品として役立ちます。 これらの場合に使用される式の一部は次のとおりです。
クロロフィル植生指数
CVI =(NIR *赤)/(緑^ 2)
正規化された緑
NG =緑/(NIR +赤+緑)
正規化された近赤外線
NNIR = NIR /(NIR +赤+緑)
正規化された赤
NR =赤/(NIR +赤+緑)
三角植生指数
TVI = 0.5 *(120 *(NIR –緑)– 200 *(赤–緑))
マウント & サイズ オプション
- ねじ式マウント、C/CSマウント、スリップマウント、マウントなし
- ねじ式マウントサイズ:M22.5 – M82
- カスタム形状・サイズに対応可能