Midopt社製 バンドパスフィルター

BP シリーズ – 広帯域幅

BN シリーズ – 狭帯域幅

Bi シリーズ- 狭干渉帯域幅

バンドパスフィルターは、特定の範囲の波長を透過し、それ以外の波長をブロックします。それにより、画像のS/N比を高め、周囲の照明条件が変化する環境下でも、制御を容易にし、高いコントラストの画像を取得可能にします。

MidOpt社のバンドパスフィルターは、マシンビジョン用途に使用される上で必要とされる“照明条件に対してフレキシビリティーを持つこと”、そ して “頑丈であること”の2つの条件を満たしています。それにより広角レンズ、様々な波長のLEDやレーザーダイオードに対して使用することができます。

 特徴

• アプリケーションで必要な画像特徴のみを高コントラストで捉える
• マシンビジョン照明に使用される一般的なLEDの波長に対応したモデルを用意
• レーザーダイオード、UV励起蛍光発光に適したモデルを用意
• 不要な外光を遮断
• 色収差による悪影響を低減
• ピーク透過率＞90％　（＊BP365 のみ>85％）
• 従来の干渉フィルターに存在した入射角の変化による影響を低減
• アプリケーションに最適なLED照明の波長を決める際に、LED照明の代用として使用可能
• LED照明を低電力レベルで動作させることができ、LEDの光安定性と長寿命化に貢献
• UV、可視、近赤外波長に対応したモデルを用意
• UVおよび近赤外イメージングでは重要となる可視光の常時遮断
• 簡易・安価に不要光の遮断を実現

マウント＆サイズオプション

• ねじ式マウント、C/CSマウント、スリップマウント、マウントなし
• ねじ式マウントサイズ：M13.25 – M105
• カスタム形状・サイズに対応可能

紫外線（UV）<400nm

可視の特定スペクトル以外の不要な可視光、紫外線と近赤外の波長を遮断します。通常、これらはUV光で励起された検査対象物によって放射された可視 蛍光の波長、照明として使用するLEDやレーザーダイオードの波長に一致する波長を透過するフィルターを使用します。 フィルターをモノクロカメラに組み合わせることにより対象物を明瞭にと映し出すことができます。

可視域遮断フィルターはカメラレンズに入射する可視域の光の波長範囲を絞り込むことによって色収差を減少させ、解像度を向上させます。

可視(VIS)：400-700nm

近赤外フィルターは、太陽または人工光源によって照射される近赤外光を使用しながら最大のコントラストが得られるように、すべてのUV及び可視域の光を遮断します。多くの場合、透過光の波長は、照明光源のLEDやレーザーダイオードの出力波長に一致させます。通常の室内光や太陽光下では、コント ラストはほとんどの場合、近赤外域通過フィ ルタを使用しなければ低下してしまいます。

近赤外遮断フィルターは、すべての近赤外光または任意の範囲の近赤外線光をブロックします。これはカラーカメラでの撮影において、良い演色の画像を 撮影するためにはとても重要です。モノクロカメラと使用する場合、これらのフィルターはまた、過度に明るい照明条件によって引き起こされる問題を軽減する ことができます。これらのフィルターは、近赤外線が含まれる環境下での撮影において、解像力を向上させます。

近赤外 (Near-IR) > 700nm

近赤外フィルターは、太陽または人工光源によって照射される近赤外光を使用しながら最大のコントラストが得られるように、すべてのUV及び可視波長 を遮断します。多くの場合、透過する波長は、照明として使うLEDやレーザーダイオードの出力波長に一致しています。通常の室内光や太陽光下では、コント ラストはほとんどの場合、近赤外域通過フィルタを使用しなければ低下してしまいます。

近赤外遮断フィルターは、すべての近赤外光または任意の範囲の近赤外線光をブロックします。これはカラーカメラでの撮影において、良い演色の画像を 撮影するためにはとても重要です。モノクロカメラと使用する場合、これらのフィルターはまた、過度に明るい照明条件によって引き起こされる問題を軽減する ことができます。これらのフィルターは、近赤外線が含まれる環境下での撮影において、解像力を向上させます。

用途：

• 工業用検査
• セキュリティ
• トラフィック制御
• 医療
• 法医学など